さきちゃんパパの株日記

42歳サラリーマン 月次投資法による株取引の記録

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ゾーン(マーク・ダグラス著 2002年パンローリング社) 書評

みきまるファンドさんも大絶賛の「ゾーン」

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そのさわりを少しだけご紹介します。

 

第1章で、本書の意義、目的について述べられています。

著者は「最高のトレーダーは他人とは違った考え方をするものだ」と述べています。

日常生活では当然の物の見方、姿勢、考え方がトレードをするうえでは逆に足枷になってしまうと言うのです。

 

最高のトレーダーは、普通であれば、凡人であれば誰でも恐れを抱く場面で、何の恐れもなくトレードすることができる。そして、仮にうまくいかなかったとき、同じく何の恐れもなく容易にその事実を認めることができる。そうすれば恐れにより、自分の規律、集中力、自信を失うことはなくなると述べています。

どのような場面であってもトレードに適した姿勢と信念を維持し、恐怖なくトレードできるようにする。それこそがまさに本書の意義、目的ということです。

 

誰しも急騰や急落に遭遇した時、平常心を保てない、誘惑に負けて自身が定めたトレードルールを破ってしまう、後から考えれば何故こんなトレードをしてしまったのか、平時であればあり得ないのに

このような経験は誰しも身に覚えがあると思います。

どのような状況であっても、平時と同様にトレードする、自身のトレードルールを違えない、そういった姿勢、心理を習得するにはどうすれば良いのでしょうか。

この本の内容を理解すれば、そんな心理状態を習得することができるかもしれません。

 

ファンダメンタル分析テクニカル分析など、テクニック、知識、手法を解説した本は山ほどありますが、本書のようにトレードに臨んでのあるべき心理状態に言及した本は非常に希少ではないでしょうか。

おすすめです。

 


 

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