6036keeper技研株式会社 銘柄分析① 主力株紹介
6036keeper技研 現在の私のポートフォリオではぶっちぎりの第1位です。
1985年創業、1993年設立、2015年マザーズ上場、2016年東証1部に市場変更
企業ビジョンは「日本に新しい洗車文化を。」
事業内容は、
認定店「KeePer PROSHOP」を中心に、全国のガソリンスタンドなどに、キーパーコーティングのためのケミカルをはじめ、道具、機械類の開発・製造、販売を行うキーパー製品等関連事業と
一般の消費者にキーパーコーティング等のサービスを直接提供するカーコーティングと洗車の専門店「KeePerLABO」を運営するキーパーLABO運営事業の2本柱です
直近の2020年6月期決算では、
キーパー製品等関連事業は売上4,647百万円、営業利益は993百万円
キーパーLABO運営事業は売上高4,052百万円、営業利益は373百万円
合計で売上高8,699百万 営業利益1,366百万 経常利益1,373百万 当期純利益913百万
となっています。
2021年6月期予想は、先日5月10日に発表された第3四半期決算時点で、
売上高11,927百万(+37.1%)、営業利益3,092百万(+126.2%)経常利益3,094百万(+ 125.35)、当期純利益2,062百万(+125.9%)
と大幅な増収増益予想となっています。
なお今年度は第1、2、3の各四半期決算発表時にすべて通期上方修正しており、その好調ぶりが際立ちます。
なお下記グラフは2020年6月期決算発表説明資料から抜粋したものですが、
売上・利益とも毎年ほぼ増収増益を続けており、今期については期首時点の予想から更に上振れする見込みです。
直近の決算を見ても、キーパー製品等関連事業、キーパーLABO運営事業いずれも好調のようです。
キーパー製品等関連事業は、全国のガソリンスタンドなどに、キーパーコーティングのためのケミカルをはじめ、道具、機械類の開発・製造、販売を行っています。
なかでも同社技術検定のコーティング技術1級資格取得者が在籍し、一定の施工環境を備えた店舗を「間違いのないキーパーコーティングを受けられる店」として「KeePer PROSHOP」として認定しており、実にその数は全国で5900店舗以上となっています。
ガソリンスタンドなどで「KeePer PRO SHOP」の看板を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
同社は、これらの店舗に、開発・製造したケミカル製品・道具・機器類を販売しており、そういった意味で、一大チェーン店のFC本部によく似た一面を持ち、非常に安定したストック収入が確保できていると言えます。
今のところは全国のガソリンスタンドが中心のようですが、今後はカーディーラー、カーメーカーへも導入を推進すべく営業活動を精力的に行っており、昨年の10月にはSUBARUに純正採用されたようです。また現在は国内だけですが、将来的には海外展開なども考えられるのではないかと期待してしまいます。
コーティング領域についても、現在はカーコーティングが中心ですが、スマートフォン用のコーティングサービスも導入され、ドコモのキャリアショップで「KeePerコーティング for docomo select」として純正採用され、導入店舗が増加しています。
看板やお風呂などへのコーティングもテスト施工が始まり、今後のサービス拡大が期待されます。
このようにキーパー製品等関連事業は、非常に安定したストック収入としての一面がありながら、今後の成長が大いに期待できる事業と考えられます。
なお楽天市場で、これらキーパー製品の一般販売も行っているようです。
次の記事では、同社のもう一つの柱の事業である「キーパーLABO運営事業」を見ていきたいと思います。
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